中学受験をする理由(ワケ)

中学受験の目的をはっきりしましょう

中学受験

「受験」は中学受験に関わらずいつでもつらいものですが、小学生の子供にとって中学受験は本当にきついと思います。

 

なぜならば、学校の友達の多くは私立中学の受験をしないから。。
(もちろん地域差はありますが・・・)

 

最初は単に「お母さんが応援してくれているから」、「いい学校に受かりたい」と、そんな状況の中で勉強を始めるのではないでしょうか?

 

ただ、受験勉強をしていくにつれて、小学生ならば、「なんで自分だけこんなことをしなくちゃならないの?」 という感情は当然湧き上がってきますよね。

 

友達みんなが遊んだり、楽しく小学校生活を送っているのを脇目に、
受験勉強をしなければなりませんから。。

 

 

さらに、小学校の先生も基本的には何の手助けもしてくれません。 
したがって、お子さんが自分で「私立中学に行きたい!」という強い
意志を持っているケースを除いて、中学受験はどうしてもある程度
「孤独との戦い」となることが多いようです。 

 

その小学生にとってつらい受験勉強を乗り切るためには、やっぱり、
ハッキリとした目的がなければ絶対に乗り切ることができないと思い
ます。

 

 

なぜ中学受験をするのか?」 

 

 

まずは、親子でこの理由(ワケ)を真剣に考え、話し合ってみることが
中学受験合格への第一歩かと思います。


なぜ中学受験をするのか?

中学受験をした理由です。

 

1.地元の中学の評判が悪い

 

  公立学校の学力や先生の質の低下、生徒がガラが悪いなど
  いわゆる「モンスターペアレント」が多い

 

2.社会状況の変化

 

  働く意欲さえあればほとんどの人が正社員として働けていた時
  代ではなく、働いている人の3分の1が非正規雇用者の今。
  わが子はお父さんお母さん世代よりかなり厳しい時代を生きて
  いかなければなりません。
  早いうちから将来に備えて、いい環境で教育受けさせてあげた
  いという親心もありました。

 

3.中高一貫校が増えて、高校募集を停止した学校が増えた。

 

  特に女の子は高校から私立に行こうと考えても、募集している
  学校が少なく選択肢が狭められます。

 

 

こんな理由から、私は子供に中学受験を勧めました。
でも、まだ12歳の子供にはそんなことわからないですよね。。

 

お母さんの気持ちは「今苦労しても、将来絶対に役に立つ!」と
いう思いがあるのに、子供は「お母さんが受験しなさいって言った
から」とか、「お母さんのために受験する」というように、お母さんと
子供の間には大きなギャップがあるわけです。

 

それだけに、子供にもはっきりとした「受験する目標」を持たせる
ことが大切だと感じました。

 

目標に向かって勉強をする大切さ
いろんなことを我慢する忍耐力がつく
将来のことをきちんと考えるいい機会
努力には必ず結果が伴う

 

中学受験は貴重な経験だということをしっかりと伝えると、子供も
その気になってくれると思います。

 

その上で、私立中学へ行くことによる「メリット・デメリット」を考えて、
それでも受験すると決めたら、「受験家族全員で乗り越える」と
強い意志で受験に向けてスタートしてください。

 

 


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